「沖縄空手ユネスコ登録推進協議会」の設置に関する記者会
2020.09.18
9月17日、沖縄県庁内の記者クラブにおいて、沖縄県と沖縄伝統空手道振興会は、「沖縄空手ユネスコ登録推進協議会」の設置に関する記者会を実施しました。
本日、沖縄の新聞社は下記の記事を掲載しました。
琉球新報 http://www.odks.jp/wp-content/uploads/2020/09/Shinpo-U2020.pdf
沖縄タイムス http://www.odks.jp/wp-content/uploads/2020/09/Times-U2020.pdf
記者会見では、協議会総会副会長に拝命された当振興会理事長新垣邦男中城村長は下記の挨拶を述べた。
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副会長挨拶
はいさい ぐすーよー ちゅーうがなびら
皆様、おはようございます。
「沖縄空手ユネスコ登録推進協議会」の副会長を拝命いたしました新垣でございます。協議会を代表してご挨拶申し上げます。
独特の歴史・風土の中で先人が育み継承してきた沖縄の空手は、その神髄である型に秘められた精緻な「技」と礼節を重んじ平和を希求する「精神性」を特徴とする沖縄が世界に誇る伝統文化であります。
このような「技」と「心」を次世代に正しく受け継いでいくとともに、「空手発祥の地・沖縄」を国内外に広く発信するため、沖縄伝統空手道振興会をはじめとする県内の空手関係団体と沖縄県が中心となって、沖縄空手のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取組を推進してまいりました。
また、これまでの様々な取組の成果に加え、空手が正式種目化された東京オリンピックを来年に控えていること等もあり、本場沖縄の空手に対する県民の期待、県外・海外からの感心や注目は、今後ますます高まっていくものと考えられます。
これら沖縄空手を取り巻く状況を踏まえ、早期の登録実現に向けて、推進体制の更なる強化を図り、取組を加速させていくことが求められていることから、この度、県知事を会長に、幅広い分野の関係機関・団体で構成する本協議会を新たに立ち上げることといたしました。
本協議会におきましては、構成メンバーである38の機関・団体が一体となって連携し、沖縄の本土復帰50周年の節目にあたる令和4年に、国からユネスコへ提案することを1つの大きな目標として掲げ、これを目指して、県民や空手界の気運醸成、国の関係省庁への要請等に積極的に取り組むこととしております。
本日お集まりの報道各社の皆様には、本協議会設置の趣旨をご理解いただき、広く県民等へその活動の周知が図られますよう、ご支援・ご協力をお願い申し上げ、挨拶といたします。
いっぺーにふぇーでーびる